ゼニカルの副作用について解説

ゼニカルの主な副作用は下痢!


ゼニカルは、食事から摂取した脂肪分の吸収を抑え、体外に排出してくれる薬です。脂っこいものを食べたあとに服用すると効果的です。

ゼニカルは医薬品なので、副作用があります。ゼニカルの効果と副作用を理解し、用法・用量を守って正しく服用しましょう。軽い副作用の代表的な症状は下痢です。ゼニカルを飲むと、多くの人がこの症状を経験することになります。

また、吸収されなかった脂肪を排出するため、便意を催す頻度が増えてきます。それに伴いおならの回数も多くなります。おならかと思って出したら油が出てしまう、という人もいます。下着や衣服に染みないよう注意が必要です。

ゼニカルを服用することで、脂溶性ビタミンが吸収されにくくなります。その結果、ビタミン不足を引き起こすこともあります。また、胆のうや胆管に石ができて、強い痛みを伴う「胆石症」になる人もいます。もともと減量している人がゼニカルを飲んだ場合、胆石症のリスクが上がる傾向にあるので、注意が必要です。

ごく稀ですが、重篤化して肝機能障害を引き起こすことがあります。内服薬は基本的に肝臓で代謝されます。ゼニカルは、一般の内服薬に比べて肝臓への負担が大きいのです。中には、肝臓を移植した例もあります。服用する際には注意が必要です。

ゼニカルの副作用を知って事前に対応


副作用を知っておけば、事前に対応策を考えることができます。ゼニカルの副作用による症状は、人によって違います。つらい時は医療機関に相談することも視野に入れておきましょう。

ゼニカルの副作用で便意が起こったら、我慢しないようにしましょう。胃腸系の症状は数週間で収まります。数ヶ月以上続くようであれば、服用を中止して、医療機関を受診しましょう。

脂肪便の症状も一過性のもので、3ヶ月ほどで改善していきます。放屁した際に便が出てしまい、下着や衣服を汚してしまう可能性があるので、症状が落ち着くまでは生理用ナプキンを使用すると安心です。

ビタミン不足に関しては、サプリメントで補うとよいでしょう。サプリメントを飲むときは、ゼニカルを飲んでから最低2時間は空けるようにしましょう。

腹痛や吐き気、嘔吐の症状が出たら、胆石症かもしれません。このような症状が出たら、すぐに服用を中止して、病院で診察を受けてください。

重篤化すると肝機能障害になり、食欲不振やだるさ、かゆみ、皮膚が黄色くなるといった症状が現れます。この場合も服用を止めて医師に相談しましょう。

ゼニカルを使ううえで最も大切なことは、用法、用量を守るということです。痩せたいからといってたくさん飲んでも、効果は変わりません。また、脂肪分の少ない食事の時は、服用しても効果を十分に発揮できません。ゼニカルに頼るだけでなく、生活習慣の改善や運動を心がけ、健康的にダイエットできるように努力しましょう。

ゼニカルの様々な副作用について解説

ゼニカルを服用すると、多くの脂質が排泄されるため、脂を含んだ黒っぽい軟便が出るようになります。トイレが汚れやすくなるので、こまめな掃除が必要になります。

軟便だけでなく、腹痛やおならなど、消化器に関する症状が多いです。ゼニカルを飲むと、脂質の吸収が抑制され、食事中の脂はそのまま便中に排出されるようになります。

脂質の排出が腸の内壁を刺激し、活発な蠕動運動による腹痛を起こすこともあります。

また、ビタミンのなかにはビタミンAやEなどのように、油脂分に溶け込む性質を持つものもあります。ゼニカルを飲んでいると、脂質の吸収が阻害されるため、脂溶性ビタミンが不足することもあります。

そのため、ゼニカルを服用するときには、脂溶性ビタミンを含んだサプリメントなどを服用するとよいでしょう。

また、ゼニカルの服用中に注意するべきなのは胆石症です。ゼニカルの服用中に胆石症が発症するリスクは、2.9%ほどとされています。急に今まで感じたことの無いような腹痛に襲われた場合は、すぐにゼニカルの服用を中止し、病院で処置を受けましょう。

ゼニカルががんの原因になるというデータもある

ゼニカルは、アメリカをはじめ世界17カ国で承認されている痩せ薬です。脂質の吸収を阻害する作用があり、高い減量効果をもたらす反面、副作用があることも指摘されています。

中でも注目されているのは、肺がんのリスクを高めるという推測です。アメリカのある研究機関が発表した論文では、肺がんリスクとゼニカル服用の関係性が指摘され、一時的に販売が中止されたこともあります。

しかし、その論文の内容については、科学的に因果関係が証明されたわけではないので、憶測の域をでていないのが現状です。

ゼニカルが肺がんのリスクを高めるという論拠は、「脂肪分が大量に排出されることで栄養状況が悪化し、免疫機能が低下した結果、がん細胞の増殖を加速させる可能性がある」というものです。

がんとの関連ははっきりしていないもの、脂肪が吸収されないことで、免疫機能が低下する可能性は否定できません。

ゼニカルを使う場合も、栄養バランスのとれた食生活を送ることが大切です。また、運動を心がけ、免疫機能を維持することもポイントです。